生活習慣病は自分の生活習慣が原因の疾患!

私たちの健康を遠ざける生活習慣病の脅威

健康を損なう最大の原因は生活習慣病!

ガンはどこからやってきますか?

私たちの健康を害する最大の原因のひとつが生活習慣病です。生活習慣病のなかでも最もおそれられている(感覚の個人差はありますが)のが、がん疾患でしょう。部位や症状によっては悪性腫瘍、細胞レベルで話をするなら悪性新生物などとも呼ばれます。

正直な話、がんは生活習慣病ですという言い方は、よく耳にはするものの、さすがにこれは乱暴すぎます。最近では、どうやらがんの一部は遺伝子によってすでにプログラミングされているというようなことも徐々にわかるようになってきているくらいですから、これを生活習慣病でかたづけてしまうのは、あまりにも乱暴であるといわなければなりません。

それでは、がんはいったいどこからやってくるのでしょうか?言い換えるなら、がんの原因はなんですか?という話になります。遺伝子の問題にしろそれ以外の要因にしろ、がんの原因が内的な因子であるケースがほとんどです(すべてではありません)。

特に、喫煙や飲酒をはじめとするさまざまな生活習慣の乱れが原因のがんは、最もそのことが当てはまります。肝疾患も腎疾患も虚血性疾患もそれ以外の疾患も、こればかりはいずれも同様のことが言えてしまいます。

がんをはじめとする生活習慣病になってしまったと悲嘆にくれるのは仕方ないことかもしれませんが、そのときにできるだけ後悔が伴わないよう、日々正しい習慣ですごすことが重要です。

生活習慣病の最大の脅威は?

がんは生活習慣病のなかで最も怖いなどと言われますが、その怖さの根拠はどこにあるのかといえば、やはりほかの疾患にくらべて死亡率が高いこと以外にないでしょう。確かに、死なない細胞(がん細胞)の増殖によって、健全な細胞が殺されてしまい、最終的に人間が死を迎えるというのは、イメージ的にもとても怖いです。

ただ、がん医療は少しずつ進化を遂げており、助かる確率も高まっています。そればかりか、がんにかかったからといってすぐに死に至るわけではないという意味でも、実はがん以上に怖い生活習慣病があるのではないかとも考えられます。

たとえば虚血性疾患(脳梗塞などの脳血管疾患や心筋梗塞などの冠動脈性心疾患)は、1分1秒を争う疾患です。発症と同時にタイムリミットを迎えなければならない患者さんも実際に数多くいました。がんのような治療の余地がないという意味で、虚血性疾患は非常に怖い生活習慣病です。

人間はいつか死にますが、生活習慣病は、まだ死ななくていいはずのタイミングで死を選択させられることに最大の脅威があるのです。これはがんにしろ虚血性疾患にしろ、どちらも共通する部分であり、怖さの本質でもあるでしょう。