生活習慣病の種類を知って健康を守る!

私たちの健康を遠ざける生活習慣病の脅威

健康を損なう最大の原因は生活習慣病!

代表的な生活習慣病の種類

生活習慣病は、その名のとおり、生活習慣の乱れが原因となってかかる病気の総称です。生活習慣と病気が1:1に対応しているわけではなく、一様の生活習慣から複数の生活習慣病を発症するリスクがあるから厄介です。

最も代表的な生活習慣病は、肥満・メタボリックシンドロームでしょう。肥満やメタボの最大の要因は、生活の不摂生にあると考えられます。肥満やメタボだけで終わるなら、見た目の問題以外に悪いことはありませんが、高血圧(症)や糖尿病へと移行するリスクは、肥満・メタボでない人よりもはるかに高いです。

また、飲酒習慣がある人は、肝臓を傷めるリスクが高いと考えられます。特に、γGTPの値が上昇し、肝機能が悪化する傾向があります。肝疾患の場合、飲酒以外の原因で起こることも多いです。上記の肥満やメタボの人は、飲酒習慣の有無によらず、AST(GOT)、ALT(GPT)などの数値が上昇しやすくなります。

肝機能障害が悪化すると、将来的には肝炎や肝線維症と呼ばれる重大疾患へと移行し、これがさらに悪化をたどると、肝臓組織の線維化が進行して肝硬変という重篤な状態まで肝臓は悪化します。肝硬変は原発性肝がん(主に肝細胞癌)への移行リスクが最も高い肝疾患です。

ほかにも、血中尿酸濃度が上昇する高尿酸血症や、高尿酸血症に起因する激痛を伴う痛風など、主に食生活、運動習慣に問題がある生活習慣病は数多くみられます。

生活習慣病のチェックは一般的な血液検査でわかる!

生活習慣病を予防するための対策を食事や運動に求めるという発想自体は非常に重要です。ただし、予防していればそれでよいのかというと、そんなことは絶対にありえません。人間の身体は生体ですから、予防のための行動を起こすことはできても、予防を100%実行することはできないと考えるべきです。

そこで、いろいろと予防しても万一の事態に至ってしまったということがないよう、定期的な血液検査を実施することをおすすめします。がんについてはがん検診や人間ドックが必要な場合が多いですが、それ以外の肝機能や尿酸値、血圧、血糖値、ヘモグロビンA1c、クレアチニン(腎機能)の値などは、ごく一般的な血液検査で知ることができるケースのほうが多いです。

血液検査から大きな問題点が浮上するケースもありますし、そうなる前の前兆を数値から察知できるケースもあります。このケースは、非常にラッキーであるともいえます。生活習慣病の予防といえば、食事の見直しや運動のほうにどうしても目が行きがちですが、現状を知ることほど効果的な予防方法はないでしょう。