生活習慣病のためにまず食事から管理を!

私たちの健康を遠ざける生活習慣病の脅威

健康を損なう最大の原因は生活習慣病!

食事の延長上に健康がある

人間という動物、特に先進諸国民は、文化的な生活を送ることができる可能性が高いです。しかし文化的な生活というのは、見方を変えれば野性を失った生活ともいえます。野性を失うと、本能的な危険察知能力が低下します。本能的な危険(たとえば野性獣が襲ってくるといった)が起こる可能性が低い生活をしているからです。

危険察知能力のある部分を占めるのが、死角を見極める能力です。先進諸国民は、日常に潜む死角を見極める能力を欠いている可能性が高いです。日本人ももちろんそこに含まれます。

生活習慣病は、自分は病気なんかにはかかっていないと信じて日々を過ごしていても、かかる人はかかってしまう疾患の総称です。いわば、病気の中でも死角に位置している疾患群です。

私たち日本人は、日本国憲法の一節を借りて表現するなら、健康で文化的な生活を送ることができる数少ない人種です。ある意味、健康であることが当たり前です。日本人にとっての健康の前提には、すぐれた栄養があります。栄養豊富でおいしい食事を摂ることができる数少ない人種でもあります。

おいしい食事をたくさん摂ることができることも当たり前であり、健康であることも当たり前であることが、生活習慣病という死角を生んでいると考えることもできます。

まずはもしかしたらに意識を向けるべき

ある対象が当たり前になってしまうと、その状況が一変した瞬間、脆弱性を示すことになります。生活習慣病という死角に直面した日本人は脆いところがあるのはそのためでしょう。

せっかく健康で文化的な生活を送ることができ、そのおかげで栄養満点のおいしい食事をたくさん摂ることができているのに、生活習慣病という死角に気づけないがために、その幸せを一瞬にして手放さなければならなかった日本人は、これまで数知れず存在しました。

今さら野性を取り戻すことなどできるはずがないわけですから、死角を本能的に察知する能力を取り戻そうとしても、この発想には少々無理があるといわざるを得ません。しかし経験則という文化的思考こそ、見極めることが難しい死角を予知することの助けにはなるはずです。

もしかしたらそこに死角があるのかもしれないという予測をすること、言い換えれば、生活習慣病にならないような食生活を送ることが、今ある健康をキープするためには必要不可欠であると思えてなりません。生活習慣病になるもならぬも、最終的には食事が大きなウェートを占めるのです。